2026年4月9日

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じんせいつかれた
原文 こんにちは。今日は国際政治学の超有名な論文ケネス・ウォルツ「核兵器の拡散:多ければ多いほど良い」(1981年)を、政治をほとんど知らない人でも「なるほど!」と思えるように、噛み砕いてまとめます。結論を先に言うと、ウォルツ先生はこう言っています。「核兵器が増えるのは怖いと思われているけど、実はゆっくり増えるなら世界はもっと平和になるよ」えっ、逆じゃないの?と思う人がほとんどですよね。私も初めて読んだときは衝撃でした。でも最後まで読むと「ああ、確かに…」となるので、ぜひ一緒に考えてみてください。 1. みんなが怖がっていること世の中のほとんどの人が考える「核が増えるとヤバい理由」はだいたいこれです。 これ、めっちゃもっともですよね。でもウォルツは「それは感情的にはわかるけど、冷静に考えてみると違うんだよ」と言うんです。 2. 実は核時代になってから「大戦」が起きていない1945年に核兵器が登場して以来、80年近く経ちますが、アメリカ・ロシア・中国など大国同士の全面戦争は一度も起きていません。 第二次大戦前は、1914年に第一次世界大戦 → たった21年後に第二次世界大戦というペースで大戦が起きてました。 でも核ができてからは、冷戦中もキューバ危機とか超ヤバい瞬間は何度もあったのに、大国同士は直接ぶつからず、戦争は「周辺地域の小競り合い」に留まっています。ウォルツ曰く、「これは偶然じゃない。核兵器があるからこそ、大国は絶対に戦争できないとわかっているから」 3. 核兵器が戦争を防ぐ仕組み(抑止力の基本)核兵器の最大の特徴は、「攻撃された側が反撃したら、攻撃した側も確実に壊滅する」 ということです。これを「相互確証破壊(MAD)」と言います。例:ロシアがアメリカを攻撃 → アメリカの潜水艦から反撃 →...
「ロシアが勝利したら、ウクライナはどんな国になるのか?  ~ドミトリー・トレーニン最新論考をやさしく解説~」 本文2024年12月21日、ロシアを代表する国際政治学者ドミトリー・トレーニンが、極めて重要な論考を発表した。タイトルは「ロシアの勝利後のウクライナの姿」。これは単なる「ロシア勝利宣言」ではなく、「戦争が終わった後にロシアがどんなウクライナを望み、どう作り上げるつもりか」を、驚くほど率直に語った未来設計図である。ロシア側の思考を理解する上で、これ以上ない資料だ。以下、要点をわかりやすくまとめる。 1. 大前提:1991年のウクライナはもう終わった トレーニンは断言する。 「1991年12月31日に存在したウクライナは消滅した」すでにクリミア、ドンバス(ドネツク・ルガンスク)、ヘルソン・ザポリージャの4地域は国民投票でロシアに復帰済み。今後、オデッサ、ニコラエフ、ハルキウ、ドニプロ(旧ドネプロペトロフスク)など、さらに多くの地域が続く可能性が高い。ただし「全部取るわけではない」。ロシアは感情ではなく戦略で動く。防衛線として合理的な範囲だけを確保し、それ以上は無理に拡大しない方針だ。つまり、リヴィウを中心とする西部ウクライナ(ガリツィア地方)は、ロシア国境の外に残る。 2. ロシアの歴史的使命とは? トレーニンは今回の戦争をこう位置づける。 「ウクライナは西側に支援された反ロシア勢力に人質にされている。彼らはロシア人をロシア人同士で殺させている。これは文明的・歴史的に許されない事態だ」だからロシアの使命は、 「帝国の征服ではなく、隣に永遠の敵を作るのを防ぐため」 これがロシア側の公式見解である。 3. 戦後ウクライナの4つのシナリオ トレーニンは専門家たちの議論を整理し、4つの可能性を示した。 ①...
https://en.bd-pratidin.com/international/2025/07/15/41918 【第三次世界大戦はもう始まっている】ロシアの著名な国際政治学者ドミトリー・トレーニン氏が2025年7月に書いた衝撃の主張を、難しい言葉をできるだけ使わずにわかりやすくまとめましたロシアの有名な研究者、ドミトリー・トレーニンさんは2025年7月、「もう第三次世界大戦は始まっている」と言い切りました。まだ世界中の人が「戦争が始まった!」と気づいていないだけで、実際にはもう戦いは進行中だというのです。どうして「もう始まってる」って言うの?トレーニンさんはこう言います。 つまり、みんなが「これから戦争になるかも…」と思っている間に、もうバックグラウンドで大きな戦いが始まっているというのです。どんな戦争なの?昔の戦争みたいに、いきなり戦車がドカドカ進軍したり、核ミサイルが飛び交うわけじゃない。今の戦争は「全部が武器」になっている総力戦です。 つまり、戦場はウクライナやガザだけじゃなく、世界中の経済・情報・人の心の中まで広がっているのです。西側(アメリカ・ヨーロッパ)は何を考えているのか?トレーニンさんによると、西側の本音はこうです。「ロシアと中国が強くなるのは絶対に許せない。 このままでは俺たちの世界支配が終わる。 だからロシアを潰し、中国の成長を止めないと俺たちが死ぬ」だから「ロシアに負けてもらう」「戦略的敗北させる」みたいな遠回しな言い方すらやめて、バイデン元大統領はブラジルの大統領に「ロシアを破壊したい」とストレートに言った(と報じられた)ほど、本気なんだそうです。もう妥協はできない段階まできている ロシア・中国・イラン・北朝鮮は「反西側チーム」として見られていて、西側は「このチームを全部まとめて潰したい」と思っている。だからもう話し合いで解決する余地はほぼゼロだ、と。ロシアがこれからやらないといけないこと(トレーニンさんの提案) 最後にトレーニンさんが言ったこと「夢を見るのはもう終わりだ。 私たちはすでに第三次世界大戦の真っ只中にいる。 勝つためには、怖がらずに、賢く、強く、素早く動くしかない。」私たちが知っておくべきこと(まとめ)この記事はロシア側の非常に強い立場から書かれたものです。西側メディアでは絶対に見られない視点なので、読むと「えっ…」と衝撃を受ける人も多いでしょう。でも、今の世界情勢を見ると、確かに・ウクライナ・ガザ・中東・台湾有事の危機・経済制裁と分断・情報戦と分断工作 全部がつながって見えてくるのも事実です。第三次世界大戦が「ドカーン!」と始まる日が来るのか、それともこのまま「気づかないうちにずっと戦争状態」が続くのか――どちらにしても、2025年7月のこの文章は、これから何年も語り継がれる歴史的な警告になるかもしれません。 難しかったら「今の世界はもう静かな世界大戦中だと思っておいた方がいい」という一文だけ覚えておいてもらえれば十分です。
セルゲイ・カラガノフ教授(2024年4月インタビュー)要約 原文 〜「500年にわたる西洋支配の終焉」とロシアの未来〜2024年4月23日 著名なロシア政治学者セルゲイ・カラガノフ教授が雑誌「ナショナル・コントロール」の独占インタビューで語った内容を、わかりやすくまとめました。 1. 500年にわたる西洋支配の終わり 2. 「友好国」ではなく「世界の多数派」 3. ヨーロッパの崩壊とロシアの決別 4. ロシアは「文明の中の文明」 5. ロシアは「戦士の国」 6. 核抑止力の積極的行使 7....
グローバリゼーションは本当に「終わり」に向かっているのか?~ロバート・スキデルスキー教授が警告する「最後の抵抗」~ 皆さん、こんにちは!今日はイギリスの著名な経済学者、ロバート・スキデルスキー教授が2023年2月に書いたとても重要な記事をご紹介します。タイトルは「グローバリゼーションの最後の抵抗」結論から言うと、教授はこう言っています。「今、私たちはグローバリゼーションの大きな波が終わり、再び『分断と紛争』の時代に入ろうとしている。 このままでは、1914年前のような大惨事(第一次世界大戦)がまた起きかねない」ちょっと怖い話ですよね。でも、ちゃんと理由があります。歴史は繰り返す? グローバリゼーションには「波」がある実は、グローバリゼーションはこれが2回目なんです。 今、世界貿易のGDP比は2008年の61%から2020年には52%まで下がっています。アメリカと中国がそれぞれ「自分の陣営」を作り始めているのも、皆さん感じますよね。なぜ崩れるのか? 最大の原因は「新自由主義(ネオリベラリズム)」にあるスキデルスキー教授は、今回の崩壊の原因を3つ挙げています。 日本に置き換えて考えてみよう これ、全部「新自由主義+ハイパーグローバリゼーション」の結果なんです。どうすればいいのか?教授は最後にこう言っています。「もう一度、1945年のブレトンウッズ体制や国連のような、 『経済も政治も一緒に安定させる仕組み』を作らないと、 本当に大変なことになるかもしれない」つまり、経済だけグローバル化しても、政治がバラバラではダメ国民生活を守る政治があってこそ、健全な国際協力ができるこれはまさに参政党がずっと言ってきたことと重なりますよね!「グローバル化の名のもとに、日本が食い物にされる構造をこのまま放置していいのか?」「日本人の仕事・生活・文化を守りながら、どう世界と付き合うか?」スキデルスキー教授の警告は、私たち日本人にとって他人事ではありません。皆さんもぜひ一緒に考えてみてください!(参考:Project Syndicate 2023年2月20日https://project-syndicate.org/commentary/neoliberalism-to-blame-for-globalization-breakdown-by-robert-skidelsky-2023-02 )
年間38億ドル: 米イスラエルMOU(2019-2028)で定められたForeign Military Financing (FMF)。2024年はこれに加え、ガザ紛争で追加17.9億ドル(総計約22.76億ドル)の緊急援助。 ソース: Council on Foreign Relations (CFR) “U.S. Aid to Israel in Four...
戦争の影で踊るシンクタンク:新保守主義とISWの闇 こんにちは、皆さん。今日は、ニュースでよく見かける「戦争研究研究所(ISW)」について、少し深掘りしてみたいと思います。ウクライナ情勢の分析や地図で、ガーディアンやCNN、ニューヨーク・タイムズなどの大手メディアがこぞって引用するこの組織。信頼できる情報源のように思えますよね? でも、ちょっと待ってください。ISWの裏側を覗くと、そこにはアメリカの軍産複合体と深く結びついた新保守主義の影がちらついています。この記事は、南アフリカのジャーナリスト、トリステン・テイラー氏の2022年の論評を基に、わかりやすくまとめました。テイラー氏はフリーのジャーナリストで、ステレンボッシュ大学の研究員。イラク戦争の「大量破壊兵器」の嘘から、現代の地政学報道まで、ISWの役割を鋭く指摘しています。さあ、一緒にその実態を探ってみましょう。 ISWってどんな組織? 表向きの顔 まず、ISWの基本をおさらいしましょう。ワシントンDCに本拠を置く非営利団体で、正式名称は「Institute for the Study of War(戦争研究研究所)」。ウェブサイトによると、「米国の戦略目標を達成するための軍事作戦能力を向上させる」のが使命だそうです。ウクライナ侵攻以降、特にロシアの動きを分析したレポートやインタラクティブな戦場地図が大人気。AP通信やロイターも、これを「キーソース」として頼りにしています。 トップはキンバリー・ケーガン氏。彼女は社長兼創設者で、夫のフレデリック・ケーガン氏と一緒に、ISWの軍事分析をリードしています。フレデリック氏はアメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)の研究員で、新保守主義の論客。夫婦揃って、ウクライナ関連のレポートの主筆を務めているんです。ISWの分析は、米軍の視点に寄り添ったものが多く、「ロシアの脅威」を強調する内容が目立ちます。でも、これが本当に中立的なのか? ここからが本題です。 新保守主義のルーツ:理想主義の仮面の下に ISWの核心は、「新保守主義(ネオコン)」にあります。テイラー氏は、これを「アメリカの例外的な役割を信じ、軍事力で民主主義を推進する信念」と定義。1960年代のカウンターカルチャーへの反発から生まれ、哲学者レオ・ストラウスの影響が強いんです。ストラウスは、「少数のエリートが善を定義し、政治を操るべき」と説きました。つまり、メディアや政府内で影響力を持つ人々が、「正義」の名の下に戦争を正当化する思想です。 フレデリック氏の弟、ロバート・ケーガン氏は元レーガン政権の国務省職員で、ワシントン・ポストのコラムニスト。イラク戦争の熱心な支持者で、新保守主義を「道徳主義的な軍事力行使」と称賛します。この思想が、ISWのDNAに染みついているわけです。テイラー氏は指摘します。「ISWは学者たちの集まりではなく、軍産複合体のイデオロギー部隊だ」と。 イラク戦争の黒歴史:ISWの「功績」...
元記事 「理想主義こそが、真の現実主義だ」—— リチャード・パール(元米国防次官補) 冷戦期の核戦略からイラク戦争の火種まで、アメリカの外交・安全保障政策を影で動かした「ネオコン(新保守主義)」の思想。その中心人物の一人、リチャード・パール氏へのインタビューが、eyes999.xyz で公開されています。以下に、インタビューの核心を 要約 してお届けします。 1. ネオコンの原点:アルバート・ウォルステッターの教え 「難しい問題を徹底的に追求せよ」—— ウォルステッターの教え 2. スクープ・ジャクソンとの出会い:人権+軍事現実主義 「移民の自由こそ最優先の人権」—— ジャクソン 3. リベラルからネオコンへ:思想の変遷...
原文リンク 要するに、アメリカ帝国主義・新自由主義を進めるためのエリート育成機関でしょ? はい、要するにその通りです。記事の核心は: アメリカが「トランスアトランティック・ネットワーク」(シンクタンク、交流プログラム、会議など)を介して欧州のエリートを「捕獲」し、彼らにアメリカ中心の覇権(=アメリカ帝国主義+リベラル国際秩序)を内面化させることで、欧州の政策をアメリカの国益に奉仕させる仕組みがある という主張です。具体的に言うと: 要素 役割 Fulbright, German Marshall Fund, Atlantik-Brücke 若いエリートをアメリカに送り、価値観・人脈を植え付ける Bilderberg, Munich Security Conference...
ジョン・ミアシャイマー(John J. Mearsheimer)教授が使う**「大国(Great Power)」**の定義は、現実主義(Realism)の国際政治理論で最も明確に示されています。彼の著書『The Tragedy of Great Power Politics(邦訳:大国の悲劇)』で、ミアシャイマーは大国の条件を3つの絶対条件で定義しています。 ミアシャイマーの「大国」3条件 2025年現在、ミアシャイマーが「大国」と認める国 明確に「大国ではない」とする国 ミアシャイマーの名言(直訳) “A great power is...